ハッピー・オワイン・グリンドール・デー‼

Helo!こんにちは!

今日、9月16日はオワイン・グリンドールの日。

ウェールズ各地でいろいろなイベントが開催されました。

オワイン・グリンドールに扮したガイド仲間

日本では、ほぼ無名のオワイン・グリンドールですが(笑)

イングランド王エドワード1世に征服されたウェールズに再び、独立と誇りを取り戻すべく立ち上がったウェールズの国民的英雄です。

その人気ぶりはアーサー王に匹敵するほど。

1400年9月16日、ウェールズの支持者たちによって、プリンス・オブ・ウェールズと宣言されたオワイン・グリンドールは、イングランド軍に奪われた領地を次々に攻撃⚔️

エドワード1世が建てたアベリストゥイス城とハーレック城も占拠しました。

まあ、結果的には負けちゃったんですけどね。

ただ、戦いには敗れたものの、捕まることなく、逃げ切った…もとい、

歴史の深い霧の中に消えていったため、

多くの伝説を残したオワイン・グリンドール。

ウェールズ版源義経⁈

そして、私は、そんな彼に攻撃されたポウィス城で、今日も仕事でした(笑)

オワイン・グリンドールもこの地に立ったかも?

ハッピー・オワイン・グリンドール・デー!

ウェールズは城密度が世界一!

Helo! こんにちは!

「ヨーロッパで古城巡り」といえば、ドイツのロマンチック街道やフランスのロワーヌ地方を思い浮かべる人がほとんどでしょうか?

でも、実は…土地面積に対しての城の数でいえば、ウェールズが世界一なんです!

どれくらい多いかというと…四国より少し大きいウェールズに、600以上の城が点在してます。だから、わざわざ巡らなくても、ウェールズなら、そこら中で古城を見つけることが出来るんです(笑)

ただ、“城”といっても、鉄器時代の城砦やローマ遺跡など、発掘されたものもあれば、ウェールズの王子やイングランド王が建てた中世の要塞、古城など、時代も造りもさまざま。ほとんどが城の一部のみ残ってるだけですが、それでも100以上の城が廃墟のまま、あるいは復元されて見学出来るようになってます。

中でも、エドワード1世がウェールズ征服のために建てた4つの城(コンウィ城、カナーヴォン城、ハーレック城、ビューマリス城)は、世界遺産にもなっている北ウェールズの人気観光スポットです。

そして、私の職場のポウィス城は、ウェールズの王子が築いた要塞を、貴族が買い取って、邸宅に改築し、見事な庭園まで造っちゃったカントリーハウス。現在もポウィス伯爵が城やコレクションの一部は所有されてるなど、これもまた、貴族階級が残るイギリスならではな話です(笑)

ちなみにこれらの古城、ジブリ映画『天空の城ラピュタ』のモデルともいわれ、ウェールズにはそんなラピュタの世界を連想させる場所や景観がいっぱいあります。

古城ファンはもちろん、ジブリファンにもたまらない魅力満載のウェールズ。ぜひ、“古城巡り”にいらっしゃいませんか?

ウェールズの文学と芸術の祭典“アイステズヴォッド”

今週、南ウェールズのロンザ・カノン・タフ(Rhondda Cynon Taf)では、ウェールズの文学と芸術の祭典“アイステズヴォッド(Eisteddfod)”が開催されてます。

中世の吟唱詩人大会がルーツとされる、このお祭りの歴史は1176年にまで遡るんだとか。そして、最初に現代的なアイステズヴォッドが行われたのは1861年、同じく南ウェールズのアバーデア(Aberdare)でした。それ以降、このお祭りは北ウェールズと南ウェールズで毎年8月第1週に交互に開催。160年以上の間に延期されたのは1914年の第1次世界大戦の始まりと、2020年、2021年のコロナ禍による3回のみです。

実はアイステズヴォッドといっても、ウェールズには村単位の小規模なものから、世界中のパフォーマーが集まる国際大会まで、いろいろあって…長年、ウェールズで暮らしてる主人でさえも「何がどう違うの??」とよくわかってません(笑)

とりあえず、主要なアイステズヴォッドは3つ。5月に行われるユース限定の大会と7月に行われる国際大会、そして、現在開催中のナショナル・アイステズヴォッド。中でもこのナショナル・アイステズフォッドは1週間かけて繰り広げられるヨーロッパ最大級かつウェールズカルチャーてんこ盛りのサマーフェスティバルです。

ちなみに「アイステッズ(Eistedd)」はウェールズ語で「座る」を意味し、このナショナル・アイステズヴォッドの詩部門で優勝すると記念品に木製の椅子が授与されます。これも、古来からの習わしで、城主が招いた吟唱詩人たちを競わせ、勝者に椅子を授けたことから。

そんな伝統的な風習も継承しつつ、家族向けのイベントでさまざまなアクティビティを通じて、ウェールズ語やウェールズの文化を促進しているアイステズヴォッド。

来年は北ウェールズのレクサム(Wrexham) で開催されます。イングランドからのアクセスも良いので、是非、ご一緒にいかがですか?

National Eisteddfod Genedlaethol:visit wales

ウェールズ語って、どんな言葉?

Helo!こんにちは!

イングランドから、国境を越えて、ウェールズに入ると、まず最初に目に入るのが「Croeso i Gymru (クロイソ・イ・ガムリ)」。

“ウェールズへようこそ”を意味するウェールズ語の歓迎の言葉です。ウェールズでは公用語のウェールズ語。道路標識や公共施設など、パブリックな場所や文書には必ず、英語と併記されてます。

ウェールズ語って、どんな言葉?英語と似てる?ウェールズに住んでたら、少しは話せるようになるの?

これまた、よく質問されます。そして、残念ながら、10年以上、ウェールズで暮らしてるイングランド人の主人ですら、まったくウェールズ語は話せません(笑)

ウェールズ語はケルト語が祖先のブリトン語系の言語。ゲルマン語系の言語である英語とは発音も文法も語彙も、まったく違うからです。

まずはウェールズ語の文字。現在は29のアルファベットが使われてます。私の名前(Junko)にも含まれるJの文字は、Jam(ジャム)やJôc(ジョーク)など、英語由来の言葉を使うようになってから、加わったんだとか。でも、Kはいまだないので、私がウェールズ語で名前を書くと、“Junco”になりますね。

さて、このウェールズ語のアルファベット表。皆さん、読めますか??

ウェールズって、どこ?

Helo!こんにちは!

「ウェールズって、どこ?」

ウェールズ在住と伝えると、まずたいてい、この質問をされます。日本のガイドブックによっては、ウェールズ地方と表記されてる場合もあったりしますが、正しくは“国”なんです。日本人が“イギリス”と呼ぶ英国の正式名は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」。グレートブリテン島を共有するイングランド、スコットランド、ウェールズと北アイルランドの4つの国で構成されてるからです。

そして、ウェールズはそのグレートブリテン(ブリテン島)で、イングランドの西隣に位置してます。

ちなみにロンドンからウェールズの首都カーディフまでは車で西へ約3時間。直通列車なら、2時間弱で到着することが出来ます。ただ、カーディフはウェールズ南部の港町。私が住んでる中部や人気観光地が点在する北部だと車で4時間以上は要するため、ロンドンから日帰りで訪れるのは難しく…たまに日本の元同僚(添乗員)や友人が「ロンドンに行くから、お茶かご飯でもどう?」と連絡をくれますが、往復8時間かかることに驚かれたりも(笑)

そんな近いようで、ちょっと遠いウェールズ。でも、ひとたび国境を超えると、すぐに“異国”を感じていただけるはずです。

公用語のウェールズ語で歓迎されますからね。

ウェールズから、はじめまして!

ウェールズ公認観光ガイドのキャノン純子(じゅんこ)です。2016年に、英国ウェールズへ移住。早いもので、在英8年となりました。日本では長年、ツアーディレクター(添乗員)として、お客様を日本国内だけでなく、世界各地へご案内。もちろん、イギリスもロンドンや湖水地方、北はスコットランドのエジンバラまで、人気観光地はほぼほぼ制覇!…と思ってましたが、ウェールズには主人(イングランド人)と出会うまで、一度も訪れたことがなかったんです。そう、ウェールズは当時、私の中では?まだ未知の国でした。そして、日本では今もあまり知られていない“英国の中の異国”といわれるウェールズ。

そんなウェールズでの楽しい生活や美味しいもの、きれいな景色など、ブログで紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。